待望の講義とあって、超満員で熱気ムンムン!
ビーヨガのインストラクターさん方も勢ぞろいで、講師養成の同期や、
先輩、ヨガ雑誌でよくみかけるモデルさんも見かけました。
講義の前半は、バースコーディネーター永野清歌さんによる
産後の女性のからだに関する講義でした。
話し上手な方で、 妊娠~出産~産後の女性のカラダとココロ、
ホルモンの変化、特徴、トラブルそして、最近の出産事情、事例、
産後女性とのコミュニケーション方法など教えてもらいました。
女の人のカラダってすっごい複雑!!
妊娠~出産~産後で、女性のカラダは劇的に変化するんです!
妊娠中に 通常の何十倍という量の「エストロゲン」 によって、
肌や髪の毛に潤いを与えられ、幸福感に満たされていた状態から
産後「エストロゲン」が急激に減って通常値になります。
入れ違いに「プロラクチン」などのホルモンの分泌が増大して、
摂取した栄養がほとんどお乳になってしまうので、カラダがスカスカ、カサカサの状態になっちゃうんです。
身体的な疲労に伴って、ホルモンの急激な変化で自律神経のバランスを崩し、イライラしたり、不安症になったり・・・
と色んな症状が出るそう。うーーー世の中のママさん方、そんなストレスを経てきたのですねーーー (ノ_・。)
とにかく、「お産と子育ては、思い通りにならない」ということを嫌でも学ばされるわけなんです。
パパさんたちにもこの講座聞いてもらいたいわ~^^
後半は、マック久美子先生による講義でした。
産後の女性のカラダの特徴と必要としているアサナ(ポーズ)、呼吸法、瞑想法、
赤ちゃんと一緒にできるアサナ、指導の際に気を付けるポイント、クラスの進め方などを学びました。
ヨガ哲学的・アーユルヴェーダの観点からみた産後女性の心身の状態についての講義もあり、
深ーく盛りだくさんの内容でした。
アーサナは、産後以外の女性にも必要な要素たっぷりだったので、通常クラスでご紹介していきますね♪
久美子さんの講座で心に残った教えは、
「母親は、赤ちゃんの幸せを見つけてあげることはできない。
できることは、赤ちゃんに幸せな環境を与えてあげること。」
産後は今の自分に意識を向け、母親としての自分のバランスを取り戻して、
赤ちゃんにとって幸せな環境作りをしてあげましょうというお話。
元々何かやっていたい性質なんですが、内に潜んでいたグータラな性質が優勢に。
「出産後の養生」という正当な理由があるのをいいことに、外にもあまり出ずにダラダラーー 外に出ないからずっと部屋着。髪の毛も伸ばしっぱなしで後ろで1つにまとめて化粧っけなしーー
たまーに友達と会ったりすると、外界のスピードや刺激がTOO MUCHで、疲れっちゃったり・・・
結局、重い腰を上げて、「さぁて何かを始めようか」と思ったのは、約1年たってからでした。
その当時、出産前も後もヨガといえば、ハタヨガやDVDを見て自己流で、ヨガ=ハタヨガ。
カラダを動かす面しか実践していませんでした。
出産後1年位から、ヨガスタジオに通い始めて、ヨガの体位法だけでなく、呼吸法や瞑想をやるようになって、
徐々に自分の内側がスッキリとしていきました。
自分が自分に戻れて、何を必要としているか、何をしたいのか、何を優先すべきなのか
がなんとなく分かったような気がしました。そして、そんなヨガを人と共有していきたいと思って、
ヨガインストラクターを目指すことになったというわけです^^
長くなってしまいましたが・・・ ということで、『産後ヨガ指導』の講座は、是非とも取りたいとおもっていました。
わたしが経験したように、産後ひとりで悶々としている女性が、ヨガでカラダやココロのバランスを取り戻し、
スムーズに自分自身に戻れるように今後手助けができたらな思っています。
ふみ