ピッタは火や熱の要素。
夏になるとピッタが身体や心の中で増大してゆくので、
そのバランスをとることが必要となってゆきます。
冬の場合外気温が急落すると、身体はバランスをとるために、
身体の中の窯の機能を活発に働かせて、
身体を温めてゆきます。
そのため冬には消化力が必要な重たいものを食べても
きちんと消化されるのです。
ところが夏は、外気温が急激に上昇するので、身体の中は冬とは反対に内側を冷やす方向に働いてゆきます。
消化の火が弱まり消化力が落ちてゆくのです。
ピッタの影響で内臓の働きが弱まるこの季節におすすめのヨガのポーズをご紹介します。
☆腹部やみぞおちの辺りをねじるポーズ。
☆身体の両側面を伸ばすポーズ。
☆おなかの力を使うポーズ。
ピッタの一番の大敵はストレスです。
心身への刺激やイライラは、心の中のピッタを増幅させてゆきます。
そういう時は前屈のポーズや胸を広げて深い呼吸を行えるポーズをしながら、
心の中からもピッタのバランスを整えてゆきましょう。
心身両方向からのアプローチで快適な夏を過ごしたいですね。
あけみ