今回の実習も一見地味ですが、心身に優しくって五臓六腑に無理なく吸収されて、
細胞1つ1つにエネルギーが行きわたるようなお料理でした。
玄米かゆ(圧力鍋)
お米4カップに5倍のお水と塩小1。
圧がかかったら40分~1時間炊き、自然放置。
吹きこぼれるので、圧力鍋の半分~2/3以上にならないように。
鍋が小さかったら3倍粥を作ってから急冷し、2カップの湯を加えざっくり下から天地を返し、
普通の蓋をして30分程コトコト放置します。
お粥を作っている時は、決してフタを開けない!!
開けると対流が静まって美味しくなくなります。
お粥は、水が多く柔らかいので玄米ご飯よりも陰性。でも体を冷やすものではないです。
朝がゆは、硬く陽性になっている体を伸びやかにしてくれます。
腸が弱っている人、玄米を消化吸収できない人向け。
土鍋で炊くときは1~2時間かけてじっくり炊くと細胞を元気にします。
ごま無双 ごまと味噌のふりかけです。
白ごまは、黒ごまより油分があるので黒ごまより陰性
塩は、味噌よりもしょっぱいので味噌よりも陽性
陽性の子供に塩分を多く上げると、陽性に偏りすぎてしまって聞かん坊になっちゃうので注意^^
厚手の鍋で振りごまを作る
1、厚手の鍋と空炊きする。
2、ごま数個入れてはじけたら、ごまを鍋に入れて蓋をして振る。
3、バチバチはじける音が少しの間続いたら、塗れ布巾に鍋底を当てててお皿にあける。
振る時間、布巾に乗せるタイミングが難しい!
私のテーブルの人たちみんなで大騒ぎでしたぁ^w^
でもお皿には香ばしい黄金色の白ごまができましたよ♪
このごまと麦か豆みそを合わせて、サラサラになるまでフライパンで炒って出来上がり!
野菜の旨煮
基本はアクが強く、硬いので陽性のものから炒めるが、今回は玉ねぎの甘みを引き出したいので先。
1.玉ねぎ、ゴボウ、こんにゃく、にんじんの順で炒めて、シイタケは鍋の隅で醤油をまぶして下味をつける。
2.だし汁(昆布とシイタケ)をいれて蓋をして煮る
3.柔らかくなったら醤油を回しかけて、味噌を上にのっけて蓋をして煮る。
小豆ときな粉の二色ぼた餅(圧力鍋)
小豆を煮る
小豆を3倍の水でゆでる。
小豆は陽性が水に溶けないように浸水しない。
蓋をあけた時に対流するくらいの火加減。(煮むらができないように)
時々水を入れて、陰陽を繰り返すことで柔らかくなる。
塩は最後。
ゆで始めは埃っぽいような生臭いような匂いがします。
小豆は薬効が強いので、薬効成分を残すために水にさらしたり、ゆでこぼしたりしないで、
いい匂いになるまで(約5~10分)煮飛ばします。
もち米を炊く
もち玄米1/2カップ、玄米1カップに1.1倍の水で炊く。
熱いうちにすりこぎで搗く。
きな粉も小豆も甘味なしの塩のみ。
塩が甘味を引き出します。
疲れた時に甘いものを食べると一時は回復するけれどすぐ戻ってしまうが、
塩を取るほうが体が動きやすくなります。
普通のおはぎを期待すると、美味しくない~~と思うかもしれませんが、
きなこや小豆の味だけでほんのり甘くて、こういうものだと思えば結構美味しいなと思いましたよ^^
でも家で作る時は、少し甘味を入れてみようかな。
ちなみにマクロビで勧められているは米あめとメープルシロップと甘酒です。
その他の甘味については改めてブログしますね。
ふみ☆ヨガマインド