どんどん寒さが増し、肌や喉で空気の乾きを感じる季節ですね。
みなさまいかがお過ごしですか?
娘の最近の口癖が「寂しくなっちゃった」。突然泣きそうな顔をして言い出します。
「どういう意味?」と聞いても「分からない」というので、本当に「寂しい」という意味で使っているのかわからないのですが、
3歳児の 『寂しい』 ってなんなんでしょう?
秋から冬に移り変わる時期、日照時間が短くなって、特に今日みたいに一日中グレーな日は
大人だって気分が落ち込みやすく、ブルーで寂しい気持ちになりがちです。
アーユルヴェーダではこの時期、秋の終わりから冬の終わりまでが 『ヴァータ』 が過剰になり
バランスが崩れやすいと言われています。
娘もヴァータなのかな・・・
ヴァータ・ドーシャ(体質)の方は、快活で明るい性格でクリエイティブ。いつも色々な所にアンテナを張って、興味があったらすぐ行動に移す 『動・風』 タイプです。
ところが、寒さ、風、乾燥などの外的なストレス、生活のリズムが乱れることによって心身、自律神経のバランスを崩しやすい特徴もあります。
バランスを崩すと、不安感、緊張、情緒不安定、便秘、不眠、倦怠感、乾燥による髪や肌のトラブル、関節炎などになりやすいです。
●寒い季節を快適に過ごすには?
1.生活リズムを整える
軽さと動きやすい性質のヴァータはいつも規則正しく安定した生活のリズムを必要とします。
年末夜な夜な寒空の下ハシゴ、なんてのはヴァータの敵ともいえますね^^;
まぁ神経質にならない程度になるべく早く寝ること。理想は10時位ですが・・
日付が変わるまでにはお布団に入りたいものです。
2.環境
寒さ、冷たい風、乾燥している環境で長時間過ごさない。
重ね着・重ね履き、マスク、湯たんぽ、洗濯物の室内干しもおススメ。
3.食事
できるだけ決まった時間に3食の食事を摂りましょう。
火を通した温かいもの、カラダを温めるスパイスや薬味、旬のものや栄養満点のものがグッド。
お鍋やシチューなんて最高です。忘年会は、鍋パーティーもいいですね^^
シナモンなどのスパイスを入れたホットミルク、ホットワイン、生姜を入れた甘酒なども理想的なドリンク。
又、適量の良質な油を食事から摂ったり、肌に塗布することも大切です。
カラダもココロもほっこりしっとり♪ ヴァータも落ち着いてきます。
4.ヨガ
カラダを温める呼吸法、心身の安定感・グラウンディングさせるアサナ(ポーズ)、瞑想
も過剰なヴァータを和らげるのに一役買ってくれるでしょう。
改めて読んでみると難しく感じるかもしれませんが、
シンプルに季節に沿った生活、カラダが必要としていることをしてあげることが一番です。
それが、ここで紹介したものと同じかもしれないし、違うかもしれないです。
年末スケジュールがいっぱいでも、ご自分のカラダとココロと対話をする時間を
毎日数分でも作ってあげられたらいいですね。
ではでは^^)/